昨年8月いわき平競輪場で開催された「第61回オールスター」で悲願のGⅠ初Vを飾り、続く10月前橋競輪場の「第27回寬仁親王牌」でGⅠ連続Vを達成した脇本雄太(29・福井=94期)選手の優勝祝勝会が7日、福井県あわら市内のホテルで選手、関係者ら約200人を集めて盛大に行われた。
東村新一・福井市長らの来賓あいさつの中ではGⅠ連続Vのお祝いの言葉はもちろん、来年夏に迫った東京五輪で金メダル獲得を期待する声が相次いだ。昨年10月にはワールドカップ優勝と、世界の舞台での活躍にも注目が集まっている。会の最後にあいさつした脇本は「昨年は自分の中でも著しく成長し充実した一年でした。来年に迫った東京オリンピックでしっかり自分の力を出し切り、結果が残せるように頑張りますので応援よろしくお願いします」と話すと出席者からは大きな拍手が起こった。
また脇本は、21日から大垣競輪場で開幕する「ウィナーズカップ(GⅡ)」で今年初めてのレースに出場する予定。